Japanese
Title討論
Subtitle第1回循環制御研究会記録 総説講演
Authors清水*1, 森岡*2, 岡崎亀義*3, 安孫子保*4, 平野*5, 津田*6
Authors(kana)
Organization*1京大, *2熊本大, *3徳島大学医学部麻酔科, *4旭川医科大学薬理学教室, *5高知市立市民病院, *6久留米大
Journal循環制御
Volume1
Number1
Page32-33
Year/Month1980/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract清水(京大) 演者の演説内容で特記すべきことは左心室内膜下の圧が左心室腔内圧よりも確実に高く, しかもisoproterenolのようなinotropic agentを大量に使った場合には, 左心室内膜下圧は, とくに収縮後期において非常に高くなるということですが, これはかなり画期的な所見であります. またイソプロをやりますとこの所見をうらづけるように左冠状動脈血流, とくにその中隔枝の逆流相が後方へずれるともいっておられます. これらの点や方法論などを中心に討論して頂きたいと思います. 森岡(熊本大) プローブの尖端が心内膜に近づけば近づくほど圧決定因子は心腔内圧になると考えられます. 圧が心腔内圧よりもかなり高かったということになると, 組織液圧とか心筋収縮力とか血圧の影響とかを考えなければならないのでしょう. 何が両圧の差を作る一番大きい因子とお考えですか. 岡崎(徳島大) NLA麻酔においては心内血圧と心室腔内圧とはほぼ一致していてほとんど差はありません.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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