Japanese | |
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Title | 麻酔薬と心室機能 |
Subtitle | 総説 |
Authors | 岩月尚文 |
Authors(kana) | |
Organization | 東北大学医学部麻酔学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 1 |
Number | 1 |
Page | 59-70 |
Year/Month | 1980/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御研究会 |
Abstract | I. 心室機能 “心臓の基本機能とは, 組織における代謝により要求された酸素を供給するに足りる血液量を, 組織へ送り出すことにある. ”心室機能の指標を何に求めるか, ということは, これまで繰り返し議論されてきた問題である. 血液を送り出すという心室の機能ventricular functionは, 心室の筋肉の収縮という機能myocardial functionから成り立っている. AbbotとMommaerts1), さらにSonnenblick2)は, この心筋収縮のメカニックスを, A.V.Hillのモデルを用い, 摘出心筋標本により解析した. すなわち心筋の収縮機能は, 心筋の前負荷となる筋収縮直前の長さmuscle fiber lengthと, 心筋の収縮能contractile stateまたは収縮性contractility, さらに収縮中の心筋に対する負荷-後負荷(摘出心筋標本においては, 筋短縮中に持ち上げている重量=筋肉発生張力に等しい)により規定されることを示した. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |