Japanese
Title心筋の基質代謝と全身麻酔 I. 全身麻酔と基質代謝
Subtitle総説
Authors富野武人
Authors(kana)
Organization徳島大学医学部麻酔学教室
Journal循環制御
Volume1
Number1
Page119-127
Year/Month1980/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstractはじめに 生体はその生命現象をいとなむため外界の化学的エネルギーを獲得し, 自らの化学反応により, さらに他の力学的エネルギーや熱エネルギーなどに転換し, 運動, 分泌, 身体構成成分の合成, 体温の保持などに利用する. いわゆるエネルギー代謝と総称されるものである. その基本的生活単位の最小のものが細胞であり, 細胞はさらに組織を形成し, 組織は臓器(器管)を形成して生理機能をいとなむ. 臓器や組織の代謝は酵素を媒体とする一連の代謝経路により, さらにそれらの相互間の代謝は神経系ならびに内分泌系によって微妙に調整されている. 麻酔薬と代謝偏倚の研究は中枢神経系の代謝を契機に麻酔の生体における作用機序との関連に始まっている. 初期におけるその生化学的説明づけとして酸素消費抑制説, エネルギー生成過程および利用過程での阻害等々, 種々の理論が提唱されている. 以後現在までその対象は細胞, 酵素, さらに分子レベルと広範囲にわたりいろいろな追求が試みられている.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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