Japanese | |
---|---|
Title | プロスタグランジンと循環 |
Subtitle | 総説 |
Authors | 後藤文夫, 藤田達士 |
Authors(kana) | |
Organization | 群馬大学医学部麻酔学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 1 |
Number | 1 |
Page | 139-146 |
Year/Month | 1980/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御研究会 |
Abstract | はじめに プロスタグランジン(PG)の歴史的な背景, 研究の発展経過ならびにPGE, PGFなどのclassical PGに関する基礎的な研究成績については, 「プロスタグランジン:山本尚三, 鹿取信, 佐藤和雄・共著」1)に集大成されている. また, 腎循環ならびに腎機能に対するPGE2の役割についてはすでに報告2)した. これらの報告との重複を避けるため, 近年発見され全身循環, とりわけ冠循環の調節に重要な役割を果たしていると考えられているthromboxane A2(TXA2)およびprostacyclin(PGI2)に関する最近の知見を中心に述べる. さらに古典的なPGE系についてはわが国において市販されているPGE1についての著者らの臨床成績を報告する. I. Thromboxane A2(TXA2)と循環 1974年, Willis3)はアラキドン酸の中間代謝産物はきわめて不安定であるが, 血小板凝集と血管収縮作用をもつことを見出した(labile aggregation stimulating substance:LASS). |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |