Japanese | |
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Title | プロスタグランディンE1による血管拡張療法 |
Subtitle | 誌上シンポジウム 血管拡張療法-POB後を考える |
Authors | 岸義彦, 畔政和 |
Authors(kana) | |
Organization | 国立循環器病センター麻酔科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 2 |
Number | 1 |
Page | 49-57 |
Year/Month | 1981/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御研究会 |
Abstract | 1. はじめに 血管拡張療法は1971年にMajidら1)により導入されて, 難治性心不全, 心筋梗塞によるポンプ失調, 開心術術後の低心拍出量症候群等に対する心機能の改善に使用されている. また開心術にも人工心肺前から積極的に用いられるようになった2,3). 血管拡張薬はカテコールアミンのように心臓に直接作用せず, precapillay resistance vesselまたはPostcapillary capacitance vesselに作用し, その結果心機能を改善する. すなわち前者を拡張させることによりafterloaodを軽減させ, また後者を拡張させることによりvenous blood poolを増加させ, 心臓内のblood volumeを減少させ(preload), 心機能を改善する. 一般に血管拡張剤として使用されるものはニトロプルシッド, ニトログリセリン, フェントラミン, フェノキシベンザミン, ヒドララジンが主である. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |