Japanese
Title座談会 血管拡張療法-POB後を考える
Subtitle誌上シンポジウム 血管拡張療法-POB後を考える
Authors吉矢生人*1, 岡源郎*2, 木全心一*3, 田中一彦*4, 岡田和夫*5, 大村昭人*5, 劔物修*6, 岸義彦*7, 斎藤隆雄*8, 岡憲史*1, 光藤努*9
Authors(kana)
Organization*1大阪大学医学部麻酔科, *2徳島大学医学部薬理学, *3東京女子医科大学日本心臓血圧研究所内科, *4国立循環器病センターICU, *5帝京大学医学部麻酔科, *6北里大学医学部麻酔科, *7国立循環器病センター麻酔科, *8徳島大学医学部麻酔科, *9京都府立医科大学麻酔科
Journal循環制御
Volume2
Number1
Page73-107
Year/Month1981/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract吉矢(座長):本日は貴重な時間をさいてお集まりくださいまして有難うございました. ただいまから, 誌上シンポジウム“POB後を考える”の締めくくりとして座談会を開かせていただきます. 本誌上シンポジウムは, 代表的なadrenergic α-receptor blocking agent(α-blocker)であるphenoxybenzamineがわが国で入手困難になりましたことを機会に循環制御誌の特集として企画されたものであります. Phenoxybenzamine(以下POB)は, 1970年過ぎからFDAが薬効の再評価を行い始めまして, 一昨年あたりから, 出だした判定では末梢血管疾患の血管拡張薬としては必ずしも有効であるといえないということになったようであります. そのほか, tolazolinなどもそういう範疇に入っております. Pheochromocytomaには現在でも非常に有用な薬剤と考えられますが, そういうわけでPOBの錠剤が入手困難になりました.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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