Japanese
Title第8回日本集中治療医学会総会印象記
Subtitle
Authors劔物修
Authors(kana)
Organization北里大学医学部麻酔科
Journal循環制御
Volume2
Number1
Page120-120
Year/Month1981/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract第8回日本集中治療医学会総会が昭和56年2月7日, 8日の両日にわたり, 神宮球場前の日本青年館において開催された. 参加者は医師, 看護婦あわせて1,500名にのぼり, 3つの会場に分かれて教育講演, 自由討論会, および一般演題発表などが行われた. 1. 教育講演, 特別講演, 会長講演など 教育講演は, 1)消化器外科領域における重症患者の諸問題 2)長期人工呼吸管理での気道確保の諸問題, 3)血管作動薬の臨床薬理, 4)ICUにおける脳出血患者の管理看護, の4題であり, いずれも日常のICUにおける患者管理のうえに参考になるものであった. このなかで, もっとも印象的であったのは橋本虎六氏による「血管作動薬の臨床薬理」で, 血管平滑筋に対する種々の薬物の作用に基づく血行動態の変化, α-, β-受容体の考え方, α-, β-遮断薬のこと, など臨床医にとっても理解し易いものであり氏の長年にわたる研究成果のにじみ出たものと感じられた.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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