Japanese | |
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Title | Disopyramide |
Subtitle | 薬剤紹介 |
Authors | 水谷敬一, 沢山俊民 |
Authors(kana) | |
Organization | 川崎医科大学循環器内科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 2 |
Number | 1 |
Page | 201-203 |
Year/Month | 1981/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御研究会 |
Abstract | Disopyramide Disopyramide phosphafe(DP)は, quinidineやprocaineamideと同じくVaugham Williamsの抗不整脈剤の分類1)では, クラス1に属するNa channel blockerであるが, 副作用は比較的弱い. 1)薬理作用 (1)構造1951年H.W.Sauseにより合成された薬剤で図1の構造式をもつ. その構造はquinidine(Q)やprocaineamide(PA)とは明らかに異なる合成化合物であるが, その作用は両者に類似している. (2)作用DPはPurkinje fiberの活動電位第0相の最大脱分極速度および振幅を軽度減少させ, かつ第4相の緩徐脱分極の勾配を減少させるので, Rosen, Gelbandら2)の述べた理想的な抗不整脈剤といえるであろう. また活動電位の持続時間を延長させる. 一方slow response(洞結節や房室結節)の活動電位には, あまり影響を与えない. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |