Japanese
Title座談会 動物実験における対照状態に関する諸問題
Subtitle誌上シンポジウム 動物実験における対照状態に関する諸問題
Authors熊沢光生*1, 今井昭一*2, 斎藤隆雄*3, 高折益彦*4, 肥川義雄*5, 岡崎亀義*3
Authors(kana)
Organization*1東京都立広尾病院麻酔科, *2新潟大学医学部薬理学, *3徳島大学医学部麻酔科, *4川崎医科大学麻酔科, *5東京医科歯科大学麻酔科
Journal循環制御
Volume2
Number2
Page241-263
Year/Month1981/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract熊沢:私が編集室の方からモデレーターとして頼まれたのは, 麻酔学会などで, いろんな動物実験の報告が, controlの状態における循環動態がアンバランスといいますかhyperdynamicなところがらスタートして, いろんなものがいわれていることが多く, それは, おかしいのじゃないかという発言などを, たびたびしまして, その辺がきっかけになったのじゃないか, というふうに思っております. 私はこのテーマに興味をもちまして, 論文を書いたことがありその別刷を皆さんのお手もとにお配りしました. その1,433ページの表1と図3をみて下さい. おもに今日の皆さんの発表は, イヌとpentobarbitalという関係での発言が多かったと思いますが, halothaneでも同じような影響がみられます. イヌにおいては, 心拍数が, やはりhalothaneでも非常に増えています. 私がニューヨークのロチェスター大学の麻酔科にいたとき, Merinの実験を手伝ったことがあります.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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