Japanese | |
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Title | Cyclic-AMPと循環 |
Subtitle | 総説 |
Authors | 奥秋晟, 野崎洋文 |
Authors(kana) | |
Organization | 福島県立医科大学麻酔科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 2 |
Number | 2 |
Page | 305-314 |
Year/Month | 1981/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御研究会 |
Abstract | はじめに Cyclic-AMPは, Sutherlandら1)により肝臓の煮沸抽出液より分離され, この物質がphosphorylaseを, 活性化することが認められた. さらに翌年の1958年には, 肝臓抽出液よりcyclic-AMPを生成するadenyl cyclase酵素が発見され2), cyclic-AMPは, 種々のホルモン作用のmediatorとして, 関与していることが分かった. 現在cyclic-AMPは, 種々のホルモン作用の中で, 重要な役割を, 果たしているが, ここでは, cyclic-AMPと循環の調節機構を中心に, ホルモン作用とcyclic-AMPの相関, カテコールアミンとcyclic-AMPとの関係, 外因性cyclic-AMPの循環に及ぼす影響, ショック時のcyclic-AMPの変化, また微小循環に大きな影響を及ぼすcyclic-AMPと, 血小板機能の関係などについて述べる. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |