Japanese
Title心蘇生の薬理
Subtitle総説
Authors平川方久
Authors(kana)
Organization高知医科大学麻酔学教室
Journal循環制御
Volume2
Number2
Page315-320
Year/Month1981/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract1. はじめに 生体にとって, 非常に重篤な状態である, 心停止に対する治療, すなわち, 蘇生を実施するときには, 多くの重要な問題点を, 考慮しなければならない. 心停止により, 組織への酸素の供給が停止し, 生体には, anoxiaによる多くの変化を生じる. 蘇生とは, 酸素供給のなくなった組織に対して, 何らかの方法で, 酸素を供給し, 組織の本来の機能を, 回復させることである. したがって, 組織への酸素を供給すること, および組織での供給された酸素の有効な利用, この2点が解決されて, はじめて蘇生は成功する. 前者は, 呼吸および循環の再開であり, 後者は, 組織での代謝の改善である. これらの目的を, 達成するために, 蘇生にさいしては, 循環系に対して作用する薬剤, 組織での代謝を, 改善するための薬剤, さらには, 脳保護のための薬剤など, 多くの薬剤が用いられる. そして, これらの薬剤の使用にあたっては, その薬剤の薬理作用を, 十分に熟知しておくことは当然である.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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