Japanese | |
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Title | 全身麻酔下に発症した冠spasmと思われる症例 |
Subtitle | 座談会 術中・術後の冠血管スパズム |
Authors | 豊田芳郎 |
Authors(kana) | |
Organization | 和泉市民病院麻酔科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 2 |
Number | 2 |
Page | 356-358 |
Year/Month | 1981/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御研究会 |
Abstract | 私たちが, 経験したのは53年末ですが, 起こったときには, 初めは, 何が起こったのか全く分からない, 理解ができないという感じでした. 患者は, 64歳の男性, 筋肉質ですがやや肥満傾向があります. 既往歴は, 扁桃腺摘出術を受けた以外とくになく, 高血圧や心疾患など, 循環器系疾患の治療を受けたことはありません. 10年前より, 月に2〜3回上腹部痛がありましたが, 市販の胃腸薬により治っていました. 5年前より, 腹痛が増強したため, 某病院で受診, 神経性胃炎と診断されております. 昭和53年11月, 上腹部痛が増強し, 仕事ができなくなり, 本院で受診, 検査の結果, 胃噴門癌が発見されました. 入院時検査所見では, 特記すべきものはありません. 収縮期血圧168mmHgは入院直後のもので, 以後の病棟での血圧は120〜130mmHgのあいだです. これは, 術前の心電図です. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |