Japanese | |
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Title | 2. Fluosol-DAの物理化学的性状 |
Subtitle | 特集/誌上シンポジウム PFC乳剤をめぐって II. PFC乳剤の基礎 |
Authors | 横山和正 |
Authors(kana) | |
Organization | 株式会社 ミドリ十字中央研究所 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 3 |
Number | 1 |
Page | 16-20 |
Year/Month | 1982/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御研究会 |
Abstract | Fluosol-DAは, perfluorochemicals(以下 PFCsと略す)乳剤であり, 世界で初めて臨床に供された酸素運搬能を有する輸液である. Fluosol-DAの酸素運搬能はいうまでもなくPFCによるものであり, PFCの微粒子がちょうど血液中の赤血球と同じように酸素分圧の変化に応じ酸素の授受を行う. 本稿においては酸素運搬体としてのFluosol-DAの物理化学的性状について述べるわけであるが, より理解を深める意味でPFCsそのものの物理化学的諸性状についても併せて述べる. 1) PFCsの物理化学的性状 一般にPFCという用語はフッ素以外のハロゲン元素, 水素などをその構造中に含まず, また, 不飽和結合をもたないフッ素化された有機化合物の総称として用いられている. PFCsはその分子量により常温では気体から固体状態のものまであるが, 酸素運搬体として用いられうるものは分子量400〜600の液体である. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |