Japanese
Title3. PFC乳剤の外傷への応用
Subtitle特集/誌上シンポジウム PFC乳剤をめぐって III. PFC乳剤の臨床
Authors多治見公高*, 岡田和夫**, 小林国男***
Authors(kana)
Organization*帝京大学医学部附属溝口病院麻酔科, **帝京大学医学部麻酔科, ***帝京大学医学部救急医療センター
Journal循環制御
Volume3
Number1
Page57-60
Year/Month1982/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstractはじめに 三次救急患者を対象とするわれわれの救急センターでは, 重症外傷患者が出血多量の状態で搬入される場合がしばしばある. このような状態の患者の治療の第一歩は, 静脈路の確保による輸液であり, 大量のLactic Ringer等のECF-replacerあるいはヘスパンダー等のplasma expanderの投与が, 血液型の判定, 適合試験による輸血の準備に平行して行われている. われわれのセンターでは, 輸血準備に要する時間はおよそ30分ぐらいであり, このあいだに2,000cc近くあるいはそれ以上の輸液が必要となる症例も少なくない. このような大量出血を伴う症例においては, 酸素溶解能のあるPFC乳剤をECF-replacerあるいはplasma expanderの代わりに用いることは, 輸血前に低下した動脈血酸素含量を増加させ, 酸素供給を多少でも改善させるという面から有用であるといえるであろう.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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