Japanese
Title討論 PFC乳剤を語る
Subtitle特集/誌上シンポジウム PFC乳剤をめぐって
Authors斎藤洋一*1, 光野孝雄*2, 高折益彦*3, 岡田和夫*4, 大柳治正*1, 横山和正*5, 元木良一*6, 小杉功*4, 中西秀樹*7, 板岡俊成*8, 半田肇*9, 多治見公高*10
Authors(kana)
Organization*1神戸大学医学部第一外科, *2国立神戸病院, *3川崎医科大学麻酔科, *4帝京大学医学部麻酔科, *5ミドリ十字中央研究所, *6福島県立医科大学第一外科, *7東京警察病院形成外科, *8東京女子医科大学胸部外科, *9京都大学医学部脳神経外科, *10帝京大学医学部附属溝口病院
Journal循環制御
Volume3
Number1
Page87-115
Year/Month1982/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract斎藤(司会):本日はご多忙のところをお集まりいただきましてありがとうございます. ただいまから誌上シンポジウム“PFC乳剤をめぐって”の締めくくりとしましての座談会を行います. 非常に複雑な機能を有する血液を代用するものとして, 従来から電解質輸液, 栄養輸液, あるいは血漿増量剤等が用いられておりますが, 血液の持つ生命維持機能でもっとも重要な酸素運搬能を有する物質として登場したのがperfluorochemical(PFC)であります. このperfluorochemicalの実態を明らかにしていくことが, このシンポジウムの目的であります. わが国ではご承知のように, 本日ご出席いただいている光野先生が, 最初にこの仕事に着手されまして, 神戸大学第1外科とミドリ十字の研究スタッフが協力して, 臨床に応用できるような製品を完成してまいりましたが, この臨床応用に関しては, 本日お集まりの皆様の限られた施設のみでこれまで検討がなされておりました.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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