| Japanese | |
|---|---|
| Title | 右心系と人工呼吸 |
| Subtitle | 総説 |
| Authors | 工藤一大, 沼田克雄 |
| Authors(kana) | |
| Organization | 横浜市立大学医学部麻酔科 |
| Journal | 循環制御 |
| Volume | 3 |
| Number | 2 |
| Page | 418-428 |
| Year/Month | 1982/ |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本循環制御研究会 |
| Abstract | I. はじめに 陽圧人工呼吸による心拍出量の低下は古くから知られていたが, 1948年Cournandら1)は, 静脈還流の減少が原因であると報告した. その後も, これを支持する報告があいついだが, 右房圧あるいは右室拡張終期圧の上昇を認め心不全を原因と考える報告も出現してきた. またventricular interdependanceという考え方も現われ, 陽圧人工呼吸による心拍出量の減少の原因について, 種々の意見がみられるようになってきた(表1). 本論文では, おもに陽圧人工呼吸による右心系の変化をみながら, 心拍出量の減少について考えてみたいと思う. なお本論文では, 陽圧人工呼吸としてIPPVとCPPVをとりあげている. この二つの人工呼吸法による作用に質的な相違があるのか, 単なる量的差なのかはむずかしいところであるが, ここでは陽圧人工呼吸法として同一範疇に入れて扱うことにする. |
| Practice | 基礎医学・関連科学 |
| Keywords | |