Japanese
Title日本大学医学部附属板橋病院ICU
Subtitle施設紹介
Authors白鳥倫治
Authors(kana)
Organization日本大学医学部附属板橋病院麻酔科, 日本大学医学部附属板橋病院ICU
Journal循環制御
Volume3
Number2
Page485-487
Year/Month1982/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract日本大学医学部附属板橋病院(写真1)は昭和45年1,200床の新病院をオープンした. この時より9床の集中強化治療室(ICU, 写真2)を開設した. 新病院でICUの開設は次のような目的と必要性から生まれた. 重症患者の集中治療看護にはvital signの経時的な測定が必要となり持続的な呼吸, 循環管理には各種監視機器(写真3)や検査機器, また人工呼吸器などの特殊治療機器(写真4)を使用する場合が少なくない. 一般に重症患者を一般病棟におくと医師, 看護婦は重症患者の監視, 看護に追われ, 他の患者を治療看護する時間がなくなり, また軽症患者とはいえ治療看護がおろそかになってしまう場合が生ずる. また逆の場合もあり病棟の多くの患者を看なければいけないところから重症患者の症状の急変に気付くのが遅れてしまい救命しえない事態を生じてしまう危険性もある. 医師, 看護婦も全ての疾患に対して高度の知識と技術を持ち合わせることは理想であっても現実には不可能に近いことである.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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