Japanese
Title1. 心臓弁膜症手術中の血行動態
Subtitle第3回循環制御研究会記録 指定演題
Authors井上清一郎*, 海江田令次*, 宮本茂*, 中木村和彦**
Authors(kana)
Organization*小倉記念病院麻酔科, **山口大学医学部麻酔科
Journal循環制御
Volume3
Number2
Page493-493
Year/Month1982/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract心臓弁膜疾患患者の麻酔手術中の血行動態を測定し, 病態による差を検討した. 方法 対象はAR・AVR群9例, MR・MVR群7例, MS・MVR群5例, MS・OMC群8例, ARMS・AVRMVR群6例で, 麻酔導入後, 胸骨切開後, 心肺後に血行動態を測定した. 麻酔は全例fentanylとthiamylalで導入し, pancuroniumで筋弛緩をえた. 維持は笑気とfentanyl総量17±4μg/kgで行った. Halothaneとdopamineで血圧を制御した. 心肺離脱にはPAOP10-15mmHgを維持し, 向変力薬は主にisoproterenolを用いた. 結果と考察 胸骨切開後:MR・MVR群ではHRが48%, CI 25%, MAP 19%増加した. MS・MVR群ではPVRが40%, SVR 40%, MPAP 46%, MAP 40%増加した. 他の群は有意の変化がなかった.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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