| Japanese | |
|---|---|
| Title | 2. Prostacyclinの心臓手術における使用経験 |
| Subtitle | 第3回循環制御研究会記録 指定演題 |
| Authors | 岡崎亀義*, 斎藤隆雄*, 磯部淳一**, 浜野修一**, 坂東正章***, 近清裕一**** |
| Authors(kana) | |
| Organization | *徳島大学医学部麻酔科, **徳島大学医学部検査部, ***小松島赤十字病院循環器科, ****小松島赤十字病院検査部 |
| Journal | 循環制御 |
| Volume | 3 |
| Number | 2 |
| Page | 495-495 |
| Year/Month | 1982/ |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本循環制御研究会 |
| Abstract | 心臓手術などに際して行われている体外循環は人工心肺装置等の機械的作用によって血小板等の血球成分を破壊し, 血栓を形成する可能性がある. すでに外国では体外循環時にプロスタサイクリン（PGI2）を臨床使用した報告がある1,2）. 今回, われわれもPGI2を使用して, 血小板指標の変動等について若干観察したので報告した. 臨床使用に先だってイヌを使用し, PGI2点滴静注時の経時的血小板凝集能の変化を比濁法によって測定した. PGI2を臨床に使用した2倍量, すなわち20ng／kg／minを股静脈から1時間にわたって点滴した. 結果はPGI2投与15分後よりも30分後に血小板凝集能抑制が強く現われ, 45分, 60分と時間の経過とともに低下し, 投与中止後15分では血小板凝集能は対照値に近い値を示した. 臨床使用例は16例で, このうち, 自家血液以外に輸血しなかった11例についてデータを集計した. |
| Practice | 基礎医学・関連科学 |
| Keywords | |