Japanese
Title腎血流
Subtitle第3回循環制御研究会記録 シンポジウム:『臓器血流』最近の話題 腎血流
Authors本田西男
Authors(kana)
Organization浜松医科大学第一内科
Journal循環制御
Volume3
Number2
Page526-528
Year/Month1982/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract腎血管系は栄養血管というよりも, むしろ機能血管であると理解される. 左右の腎重量が体重の0.4〜0.5%に過ぎないにもかかわらず, 腎血流量は心拍出量の1/4〜1/5, また, 腎の酸素消費量は全酸素消費量の約8%を占める. このように大量の血液が流れ, 酸素が消費されるのは腎循環が腎機能と密接に関係しているからにほかならない. 一方, 腎血管の構築を腎機能との相関という面から眺めると, 幾つかの特徴がみられる. たとえば, 限外戸過により原尿を生成する糸球体では, 毛細血管網の両端は輸入, 輸出血管という細動脈につらなっている. これは糸球体戸過が輸入, 輸出血管のトーヌスの増減により調節されることを意味している. また, 輸出細動脈から出る尿細管周囲毛細血管網は尿細管にまつわり, 尿細管で再吸収された水, Naその他の溶質をStarling's forceを介して吸収する. したがって尿細管周囲毛細血管の静水圧や血漿膠質滲透圧が変化すると, 尿細管での正味の水・溶質再吸収量も影響を受ける.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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