Japanese
Title質疑応答
Subtitle質疑応答
Authors泉敏
Authors(kana)
Organization高知医科大学第二外科
Journal循環制御
Volume3
Number2
Page541-542
Year/Month1982/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract[問]心筋保護法の種類とその違いについて, お教え下さい. (東京 A生) [答]近年重症心疾患の手術症例が増加し, 手術成績のめざましい向上をみていますが, これは診断技術の向上, 手術手技の改良等に加えて, 心筋保護法の進歩に負うところが大きい. 今日, 心筋保護の重要性は, 広く認められcardioplegiaの応用は開心術時のroutineの手段となりつつあります. 心筋保護法は, 心停止(cardiac arrest), 心臓局所冷却(topical cooling), 冠灌流法(coronary perfusion)に大別され冠灌流法にはクリスタロイドによるものとbloodを用いたものとがあります. 現在では, cardiac arrest, topical cooling, coronary perfusionの併用法が一般的に用いられcardioplegiaの種類は各施設で多種多様の手法や手技が用いられており, より良き方法の探索に努力しているのが現状です.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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