Japanese
Title5. 体外循環中の心筋保護-わが国における心筋保護法の発展と現況-
Subtitle誌上シンポジウム 体外循環の現況
Authors川上敏晃*
Authors(kana)
Organization*北海道大学医学部附属病院救急部・第2外科
Journal循環制御
Volume4
Number2
Page204-210
Year/Month1983/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract「はじめに」術中心筋保護効果の良否は, 心臓疾患の手術成績に直接影響を及ぼすことから, 外科成績向上の重要因子として有効な保護法に関する研究が活発に行われている. 欧米各国はもとより, わが国においても, この10年来, 新しい保護手技が臨床応用され心臓手術成績向上に大きく貢献してきた. 現在, 広く普及している術中心筋保護法はカルジナプレジアとして総括されているが実験的研究と臨床応用成績の検討から改良工夫が行われた結果, 数時間に及ぶ長時間の心筋保護も可能になっている. わが国での過去10年間の術中心筋保護法の変遷・発展の経緯と現況の概要についてまとめるとともに, 今後の検討課題について考察を加えて報告する. 「1. 心筋保護法の変遷と発展」従来, 心臓手術における術中の心筋保護は超低体温麻酔法あるいは体外循環法の手技の中で検討されていた. 体外循環中の心筋保護手技は心拍動あるいは細動法併用の違いはあるが, 心臓の活動性を維持するための血液冠灌流法(持続的または間欠的)であった.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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