Japanese | |
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Title | 血流測定の最近の話題 |
Subtitle | 総説 |
Authors | 沖野遙* |
Authors(kana) | |
Organization | *東海大学医学部生理学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 4 |
Number | 2 |
Page | 295-302 |
Year/Month | 1983/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御研究会 |
Abstract | 「I. 臓器機能と血流測定」測定に伴う各種の誤差はともかく, 血流測定の結果は刻々の瞬時連続流量(流速)を示す拍動波形やその特定時相の振幅や時間平均振幅および分時算値として示されるのが普通であって, その測定値を予測値や多数例の平均値と比較対比して多少を判断する. そしてほとんどの場合少な過ぎることが問題になって, その原因と対策を考えることになろう. この対策とは血行の再建対策で, 心不全の回復や, 末梢臓器への導管動脈の血流障害の除去が具体例といえる. しかし血流障害の対策として血流量の複旧を行う裏には, 障害を除去しさえずれば, そして末梢側はそれぞれの領域の代謝交換に必要な血流量さえ受取れれば, 正常な機能を再び回復できるものとするという仮定と期待があるからであろう. いいかえれば, 血流の程度を知ることは, 末梢臓器や組織が全身機能の変動に合わせて正常に機能していてくれていることを判定するひとつの手段ともいえよう. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |