Japanese
Title「問」開心術後症例におけるドパミンとドブタミンの使用方法を具体的にお教え下さい. (東京MR生)
Subtitle質疑応答
Authors田中一彦, 公文啓二, 山本文雄
Authors(kana)
Organization国立循環器病センターICU
Journal循環制御
Volume5
Number1
Page133-134
Year/Month1984/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract「答」ドパミン(DOA)1)はノルエピネフリン(Nad), エピネフリン(Ad)の前駆物質として生体内に存在するカテコールアミンであり, 一方, ドブタミン(DOB)2)は新しく合成されたカテコールアミンである. 両薬とも開心術後症例において広く使用されている3). 以下, われわれの使用経験から述べるが, 容量調節は十分にされていることを前提とする. 心拍数に関しては, DOAよりもDOBの方がchronotropic作用が弱いと言われているが, むしろDOBの方が強いように思われる3). このことは, その時の循環状態よりも, 個人差が強いという印象をもっている. したがってDOBの開始量は通常の5μg/kg/minではなく, 3μg/kg/minとする方が安全である. DOAの開始量は3μg/kg/minである. 心収縮力増強作用に関しては, 同一投与量においてはDOBの方が強く, inotropic作用をより期待する時はDOBを選択すべきかと思われる. われわれの開心術後のカテコールアミンの選択は, 先天性心疾患においてはイソプロテレノール(Isp)を, 後天性心疾患においてはDOAを第1選択としている.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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