Japanese
Title肺水腫の病理
Subtitle特集 誌上シンポジウム/肺水腫
Authors佐藤公彦*, 久野健志*
Authors(kana)
Organization*京都大学結核胸部疾患研究所臨床肺生理部
Journal循環制御
Volume5
Number2
Page142-151
Year/Month1984/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract「はじめに」肺水腫の定義については1819年Laennecは肺組織へのserumの漏出がガス交換に重大な影響を与えている状態であるとしているが近年の多くの研究者は1956年Visscher1)の定義した“a pathologic state in which there is abnormal extravascular water strage in the lung”に従っている. 最近の肺水腫研究の課題は肺微小循環動態や肺間質圧の直接的測定, 臨床上の肺血管外水分量測定, 肺水腫発生機序や続発する肺線維化にかかわるPMN, 血小板, 肺胞マクロファージ, 線維芽細胞のcell interaction, radical theoryによる肺障害, 補体の問題などがある. 本稿では, 臨床上でも繁用されるhemodynamic edemaとpermeability edemaの形態学的特微を概説し, 最近のわれわれの若干の知見を述べる. 「1. 肺胞毛細管内外の物質移動」肺内の水分移動は肺微小血管のendotheliumを便利的に半透過性膜と仮定したうえでStarling's equationに基づいて考えられている.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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