| Authors | 中原数也1), 高折益彦2), 田中一彦3), 佐藤公彦4), 椙田隆5), 久保恵嗣6), 劒物修7), 相馬一亥8), 公文啓二9), 丸川征四郎10) |
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| Organization | 1)大阪大学(医)第1外科, 2)川崎医大麻酔科, 3)国立循環器病センターICU, 4)京都大学結核胸部疾患研究所臨床肺生理部, 5)千葉大学(医)肺癌研究施設内科, 6)信州大学(医)第1内科, 7)北里大学(医)麻酔科, 8)北里大学(医)内科, 9)国立循環器病センターICU, 10)兵庫医大集中治療部 |
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| Abstract | 田中(司会):本日は, お忙しいところをお集まりいただきありがとうございます. ただいまから, 雑誌「循環制御」の誌上シンポジウム, “肺水腫”の締めくくりとしての座談会を始めさせていただきます. 私は, 雑誌の編集委員の1人ということで司会をさせていただきますが, 肺水腫についての知識は全くございません. 各シンポジストの先生方, またアドバイザーとしてご出席いただいた高折先生と劒物先生のご助力により, 「循環制御」の読者の研究・臨床面で, 少しでも役立つような座談会にしたいと思いますので, よろしくお願いいたします. 話の進め方は, 病理, 病態生理, 診断, 治療の各セクションごとに行い, 担当のシンポジストの先生方がお書きになった論文あるいはそれぞれのテーマについての要点をお話しいただき, その後, フリートーキングという形式で行いたいと思います. 「1. 病理」司会:まず, 病理学的見地から, 佐藤先生にお願いいたします. 佐藤:肺胞毛細管内外の物質移動, 肺末梢領域の余剰水分の移動, 肺のリンバ流出機構について, 電顕所見を中心として形態学的な面より概説しました. |
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