Japanese | |
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Title | 3. 麻酔と脳循環 |
Subtitle | 特別講演 第5回循環制御研究会記録 |
Authors | 武下浩*, 前川剛志*, 立石彰男*, 永井郁夫* |
Authors(kana) | |
Organization | *山口大学医学部麻酔科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 5 |
Number | 3 |
Page | 300-307 |
Year/Month | 1984/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御研究会 |
Abstract | 麻酔と脳循環を考察するには, 麻酔薬および麻酔に伴う生理条件の変化が脳血流量(cerebral blood flow, CBF)に及ぼす影響を考察すればよいが, 臨床では頭蓋内圧(intracranial pressure, ICP)と脳虚血も重要な課題となる. したがって, ここでは麻酔薬と脳循環の他に, 脳循環とICPおよび脳虚血についても検討する. おもにわれわれの教室で行った研究結果を述べるが, それと関連のある他の研究者によってなされた研究も紹介したい. 「1. 脳血流測定法」われわれの研究室で行っているCBF測定法には, Kety-Schmidt法, 脳静脈還流量測定法(直接法)1), 133Xe局所脳血流測定法2), autoradiographyによる局所脳血流測定法3)がある. これらの脳血流測定法にはそれぞれの利点, 欠点がある. Kety-Schmidt法は笑気を指示薬として, 定常状態で一定時間吸入させ, 動脈と内頸静脈の指示薬の濃度差より求めた面積から血流量を計算する方法で, 全脳の平均血流量(ml/100g/min)が得られる. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |