| Japanese | |
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| Title | スワン・ガンツカテールを利用したBOPAの臨床的有用性 |
| Subtitle | 講座 |
| Authors | 相馬一亥*, 劔物修** |
| Authors(kana) | |
| Organization | *北里大学医学部内科, *北里大学病院救命救急センター, **東邦大学医学部麻酔科学教室 |
| Journal | 循環制御 |
| Volume | 5 |
| Number | 4 |
| Page | 479-486 |
| Year/Month | 1984/ |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本循環制御研究会 |
| Abstract | 「緒言」急性呼吸不全では肺血管の閉塞をはじめ種々の血管障害がその原因, あるいは合併症として重要であるといわれている1)〜5). 近年, スワン・ガンツカテーテルがショックや重症疾患の呼吸・循環管理化に活用されており, 種々の原因による急性呼吸不全における肺動脈圧の上昇や肺血管抵抗の増大などの肺循環動態が観察されている2), 6). 多くの臨床的, 剖検的検討から, 急性呼吸不全における血管閉塞が形態学的にも認められている. Hillらは急性呼吸不全で開胸肺生検による病理組織学的検討の結果, 64%に肺微小血管の著しい塞栓・血栓を認めたと報告している1). この血管閉塞の原因には, 血管内の因子として血液凝固系の活性化, DICの関与7), 8), 血管外の因子として間質圧の上昇, 血管外の浮腫, 出血, 膠原線維の増生, 血管の偏位, 細胞増生・流腫, あるいは血管作働性物質の関与などが考えられている9)〜13). このような急性呼吸不全における肺血管の障害を臨床的, 形態学的, しかも定量的に把握することができれば, 臨床的に極めて有用である. |
| Practice | 基礎医学・関連科学 |
| Keywords | |