Japanese
Title含糖輸液剤-含糖細胞外液補充剤-
Subtitle薬剤紹介
Authors弓削孟文*
Authors(kana)
Organization*広島大学医学部麻酔科
Journal循環制御
Volume5
Number4
Page501-502
Year/Month1984/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract電解質輸液剤に糖質(Glucose, Maltose, Sorbitol, Fructose等)を混合している, いわゆる含糖輸液剤には表-1の様なものがある. 経口摂取不能患者及び経口摂取が好ましくない慢性疾患及び術後患者への維持輸液としての含糖電解質輸液剤の使用は, 絶食による栄養代謝系の異化を抑制することができる100g/day程度の糖質を電解質の補給と同時に投与することが可能であることから考えて有用である. 手術期にある患者への輸液は手術侵襲による出血及びthird spaceへ逸脱した機能的細胞外液の減少を補う目的から細胞外液補充剤が主軸となる. つまり術中輸液の第1の目的は細胞外液系の急激な変動に対し, 可能な限り生理的な状態に細胞外液系を維持することによって, 循環系の機能を維持しようとするものである. このことは手術期には手術(外傷)により栄養代謝機能に対し大きな影響を及ぼす侵襲下に患者がおかれているにもかかわらず, 栄養補給としての輸液に対する配慮が払われにくいという現状を示している.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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