Japanese
Title長期連用薬剤の循環系への影響
Subtitle特集/誌上シンポジウム 長期連用薬剤の循環器に及ぼす影響
Authors山本道雄*
Authors(kana)
Organization*岐阜大学医学部麻酔学教室
Journal循環制御
Volume6
Number1
Page41-41
Year/Month1985/
Article報告
Publisher日本循環制御研究会
Abstract長期連用薬剤の循環系に及ぼす影響と言う統一テーマで内科, 麻酔科, 外科, 精神科のそれぞれの権威者に執筆して頂いた. 愛媛大学の国府教授には, 内科医の立場から降圧薬, 狭心症, 心筋症の治療薬, 抗不整脈薬, 等循環系疾患に使用する薬剤の長期投与の副作用に就いて詳細に説明して頂いた. 東大の稲田教授には, これらの投薬治療を受けている患者の麻酔管理を行う際の問題点に就いて説明して頂いた. 術前からの投薬を継続するか, 中止するかに就いては薬剤ごとに異論のある所である. 高血圧に対する降圧薬の使用については, 一般の手術では投薬をつづけることで一応見解の統一が得られているが, 開心術では異なる様である. 女子医大の外科の今井教授は, 開心術の術中, 術後管理に関連して, 心予備力の少ない開心術患者には, 降圧薬としてのβ-ブロッカーや, 電解質異常に過敏に反応するギタリス製剤の投与は中止していると述べておられるのは興味ぶかい. 防衛大麻酔科福島教授には稲田教授との重複を避げ, 麻酔に関連した薬剤の相互作用を考えるという立場から執筆して頂いた.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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