Japanese | |
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Title | 近畿大学東洋医学研究所 |
Subtitle | 施設紹介 |
Authors | 有地滋* |
Authors(kana) | |
Organization | *近畿大学東洋医学研究所第I研究部門 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 6 |
Number | 2 |
Page | 169-171 |
Year/Month | 1985/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御研究会 |
Abstract | 「1. 来歴」大阪府東大阪市に本部キャンパスのある近畿大学は, 8学部29学科を有し, 50余年の歴史のある総合大学である. 医学部は, 昭和49年に大阪府南河内郡狭山町の丘陵地帯に新設された. 現在は, 2500万m2の医学部キャンパスに1050床の附属病院を有している. 東洋医学研究所は, 昭和50年5月に医学部のキャンパス内に, 東洋医学(主として中国の伝統医学)の伝統を正しく伝承するとともに, 東洋医学の病態の考え方, 診断技法など伝統の中にある科学的基盤を医学・薬学の両面から総合的に研究するために, 開設された. 本研究所は, 臨床部門と基礎部門とからなり, 昭和50年9月から, 医学部附属病院棟の一角で, 外来診療(主任:有地滋教授)が開始された. 診療開始直後から, 外来患者数は1日100名を超えた. 診療スタッフの補充が追いつかず, また生薬調剤の体系が確立されていなかったこともあって, 医師, 薬剤師, 事務員など開設当初のスタッフの夜遅くまでの奮闘ぶりは, 今も研究所創設期の思い出の一コマとして語りつがれている. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |