Japanese | |
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Title | 3. 心拍出量とAfterloadの相互関係に及ぼす麻酔薬の影響 |
Subtitle | 特集-第6回循環制御研究会記録 IV. シンポジウム「心拍出量とAfterloadを考える」 |
Authors | 佐藤敏光*, 岩月尚文*, 古賀義久*, 天羽敬祐* |
Authors(kana) | |
Organization | *東北大学医学部麻酔学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 6 |
Number | 3 |
Page | 305-309 |
Year/Month | 1985/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御研究会 |
Abstract | 心室機能は, 前負荷, 後負荷及び心収縮性の3つによって規定されるといわれている. 前負荷と心室機能との関係はFrank-Starlingの法則で表現されるもので, 生理学のみならず解剖学的, 生化学的側面からも証明されている. 一方, 後負荷と心室機能との関係についても, 菅らの総説1)にまとめられるように弛緩期末容積が一定であれば, 拍出量は後負荷の増加と逆比例して減少することが認められている. これらの研究は麻酔薬として, pentobarbital, α-chloralose, urethane, morphine sulfate等を使っているが, 麻酔薬の違いからこの後負荷と心室機能との関係を比較検討した報告は少ない. 臨床麻酔上, 例えば大動脈瘤手術時のように後負荷の急激な変化に対し, 麻酔がどのような影響を及ぼすか興味の持たれる問題である. 我々はさまざまな程度に上行大動脈を狭窄又は下行大動脈を完全遮断することにより左室後負荷を増加させ, 変動する循環動態を麻酔薬を変えて調べてみた. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |