Japanese
Title第7回循環制御研究会「長期連用薬剤の問題点」
Subtitle特集-第7回循環制御研究会記録-パネルディスカッション
Authors稲田豊*1, 今井康晴*2, 国府達郎*3, 福島和昭*4, 渡辺昌祐*5, 古谷, 杉本
Authors(kana)
Organization*1東京大学医学部麻酔科, *2東京女子医科大学循環器小児科, *3愛媛大学医学部第2内科, *4防衛医科大学校麻酔科, *5川崎医科大学精神科
Journal循環制御
Volume7
Number3
Page803-831
Year/Month1986/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract座長(稲田・東京大学医学部麻酔科)では, 長期連用薬剤の問題点に関するパネルを始めたいと思います. 厚生省の人口動態統計によりますと, 日本人の死因の第2位は脳卒中でありまして, 第3位が心臓病であります. さらに最近は働き盛りのうつ病が非常に増加してきております. こういう疾患では数種類の薬物が長期間連用されます. したがいまして, 長期連用自体による副作用の発生, さらに他剤との併用による相互作用の発生が問題になります. このパネルでは主として循環器系に及ぼす影響について論じたいと思います. では, 第1番目に今井先生, お願いします. 今井(東京女子医科大学循環器小児科):心臓大血管手術前に種々の薬剤を長期連用している場合がございます. 心大血管手術後の管理には, 血行動態及び心疾患に対する深い知識が必要とされるばかりではなく, 長期連用している薬剤の心大血管に対する作用, 副作用も熟知している必要がございます.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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