Japanese | |
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Title | 1. 非観血的心循環系モニタリングの現況 |
Subtitle | 特集-第7回循環制御研究会記録-シンポジウム |
Authors | 劔物修 |
Authors(kana) | |
Organization | 北海道大学医学部麻酔学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 7 |
Number | 3 |
Page | 833-840 |
Year/Month | 1986/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 諸言 心循環モニタリングとして最も重要なことは, 見る, 聞く, 触る, などの五感による患者の注意深い観察である. しかしながら, 重症患者をより安全に管理するには, 種々の医療機器を用いてのモニタリングが必要であり, これらの要求に応えて各種の手段が用いられてきている. これらの多くは血管内にカテーテルを挿入することなどのいわゆる観血的な手段によるものである. 観血的であるがために種々の合併症が問題となり, 非観血的(non-invasive)な方法が望まれ, 各種のものが臨床に供されてきている. 心音聴取, 間接的動脈圧測定, 心電図監視は古くから用いられている非観血的モニタリングであるが, これらから得られる情報には自ずと限界がある. 血圧や心拍数の測定のみでは心循環系のモニタリングとしては不十分であることも多く, 非観血的手法による心拍出量などの心ポンプ機能を把握する手段が開発され, 臨床に応用されてきている. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |