| Japanese | |
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| Title | 循環器領域での心機能評価の進歩 | 
| Subtitle | 特集/誌上シンポジウム 心機能をめぐって | 
| Authors | 安田寿一, 西島宏隆, 松村尚哉, 小畑博敬 | 
| Authors(kana) | |
| Organization | 北海道大学循環器内科 | 
| Journal | 循環制御 | 
| Volume | 7 | 
| Number | 4 | 
| Page | 989-995 | 
| Year/Month | 1986/ | 
| Article | 報告 | 
| Publisher | 日本循環制御医学会 | 
| Abstract | はじめに 心機能を客観的・定量的にしかも正確に評価することは心疾患の病態観察や診断, 予後の判定, 治療方針の決定, 治療効果の評価に極めて重要である. そのような目的で以前から, 主として心臓生理学的概念にもとづく心機能評価の指標が数多く考案されてきた(表1). しかしながら, それらの方法はいずれも一長一短があって, 特異性, 感度, 再現性などに関しては, 必ずしも満足できるものではない. さらに心疾患への臨床応用に当っては技術的難易度・患者への侵襲, 費用などの点で問題がないわけではない. すなわち, 心機能評価のいずれの方法においてもその有用性に未解決な問題が数多く残されている. とくに従来提案されてきた諸指標は心機能を群間の平均値として比較することができても個体についての差異を問題とする場合にはその絶対的評価が困難であるので相互に比較しにくい面があり, むしろ同一個体の相対的変化, 経時的変化を知るにとどまる場合が多かった. | 
| Practice | 基礎医学・関連科学 | 
| Keywords | |