Japanese
Title全身麻酔中の洞性頻脈に対するAcebutololの効果
Subtitle原著
Authors越智辰清, 小坂田宗倫, 大源勝則, 片山浩, 井戸幸男
Authors(kana)
Organization国家公務員等共済組合連合会呉共済病院麻酔科
Journal循環制御
Volume7
Number4
Page1073-1076
Year/Month1986/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstractはじめに 全身麻酔中には, 呼吸, 循環など全身状態が安定している事が望ましいが, 実際には不安定である時が多い. 特に循環系においては, 血圧の変動を始め, 徐脈, 頻脈, 上室性あるいは心室性の期外収縮等の種々の不整脈が生じる事もまれではない. これらのうちで, 頻脈について述べれば, その発生因子は, hypotension, hypoxia, hypovolemia, 気道内面への機械的刺激, 迷走神経遮断剤, 精神的興奮, 代謝亢進時(高熱, 甲状腺機能亢進時等), 内臓反射, カテコールアミン剤の使用等, 多種多様にわたっている1)2). 麻酔中に頻脈が発生した場合, 明らかな原因をまず除去するのが第一であるが, それらを除去してもなお, 血圧も維持され, 心不全も考えられずに, 高度の頻脈を来す症例に接する時がしばしばある. このような頻脈は, 大部分交感神経の異常3)な興奮を伴ったものであり, いたずらに放置するのは, 心機能の低下した患者あるいは虚血性心疾患を有する患者にとっては, 有害となる.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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