Japanese | |
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Title | 第23回日本臨床生理学会総会 |
Subtitle | 関連学会印象記 |
Authors | 今井真 |
Authors(kana) | |
Organization | 北海道大学医学部麻酔科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 7 |
Number | 4 |
Page | 1110-1110 |
Year/Month | 1986/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 第23回日本臨床生理学会総会は, 金沢医科大学循環器内科・村上暎二教授が会長をつとめ, 10月9日, 10日の2日間, 金沢東急ホテルを会場として開催された. 主催者側によると約1,000人の参加であり, 内科, 外科, 小児科, 産婦人科, 麻酔科, 生理部門, ME部門などと各分野からの参加がこの学会の特徴といえる. シンポジウム5, 特別講演1, 一般演題312題の発表があり, 臨床生理学会全般にわたっていたが, 循環と呼吸が主体であった. 特別講演は, 国立循環器病センター, 菅先生の, 「心収縮・拡張と酸素消費」であった. 心臓の酸素消費量が左心室圧容積図上で囲まれた面積とよく相関することを, イヌ摘出交叉潅流心を使って理解し易く説明された. 結局, エネルギー効率は40%弱であり, 陽性変力作用を有する薬物を投与すると収縮性は増加するもののエネルギー効率の面からは高い後負荷と前負荷が必要とされる. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |