Japanese
Title2. HPVからみた肺循環の諸問題
Subtitle第8回 麻酔科領域における臨床薬理学講座記録―肺循環障害と薬物動態学的変化― 追加発言
Authors印南比呂志
Authors(kana)
Organization帝京大学医学部麻酔学教室
Journal循環制御
Volume8
Number1
Page53-60
Year/Month1987/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract印南 最初にお断りいたしますが, 私の演題がHPVからみた肺循環の諸問題となっておりますが, 10分間でこの諸問題を全部しゃべれませんので, 小問題というふうに解釈してください. 図1は片肺挿管の場合ですが, 換気されない片肺はhypoxiaになり, 肺血管が収縮して, 血流はこちらの換気のある側にシフトします. HPV(Hypoxic Pulmonary Vasoconstriction)というものは, 生体の動脈血のPO2を維持するための一種のホメオスターティックなメカニズムと解釈されています1). 次に, 麻酔に関係してどういう要因がHPVをモデファイするのでありましようか. 図2は, カプランの教科書にベニモフの書いた論文からとったものです. これらのHPV抑制要因のうち, 私は, 主に血中のCO2分圧とHPVに関して, ヒトでの観察をご報告したいと思います. 図3は最近の「ANESTHEOLOGY」に載ったものですが, スウェーデンのヘーデンシェールナの一派のやった仕事です2). CTスキャンで, awakeの状態(上)から, 全身麻酔(下)をかけますと, 背部にもやもやしたところが見えますが, これはatelectasisであろうと思われます.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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