Japanese
Title3. 肺動脈圧上昇を伴う肺循環障害に及ぼす各種血管作動薬の影響
Subtitle第8回 麻酔科領域における臨床薬理学講座記録―肺循環障害と薬物動態学的変化― 追加発言
Authors増田純一
Authors(kana)
Organization慶応義塾大学医学部麻酔学教室
Journal循環制御
Volume8
Number1
Page61-65
Year/Month1987/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract増田 肺微細循環動態を追求する一方法として, 体プレチスモグラフ法による肺毛細管血流の測定があります. 肺毛細管血流は末梢の毛細管血流と異なり, 拍動性を有することが本法により証明されています. 我々は, 動物実験用命プレチスモグラフを試作し, 肺毛細管血流の拍動性に及ぼす肺循環障害, およびそれに対する血管拡張薬の影響について検討しておりますので, ご紹介いたします. 肺毛細管血流量の測定原理を示した図です(図1). 体プレチスモグラフ内において笑気を一回吸入させ, 笑気が肺胞より肺毛細管血に取り込まれるとボックス内が陰圧になります. この陰圧の程度は, 笑気の吸収量を意味しますので, 笑気の吸収量および笑気の血液ガス分配係数, 肺胞笑気濃度より, 肺毛細血流量(Qc)が得られます(図2). 対象は成犬で, pentobarbital, pancuroniumで麻酔挿管した後ボックス内に入れ, ボックス外のventilatorにより換気いたします(図3). Qcの測定時には, 80%笑気及び酸素の混合ガスを吸入させ, 安静呼気位まで呼出させた後, solenoid valveにより挿管チューブをボックス内に開放いたします.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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