Japanese
Title4. 急性呼吸不全における肺血行動態と肺微小血管の形態学的観察
Subtitle第8回 麻酔科領域における臨床薬理学講座記録―肺循環障害と薬物動態学的変化― 追加発言
Authors小林紘一
Authors(kana)
Organization慶応義塾大学医学部外科学教室
Journal循環制御
Volume8
Number1
Page67-75
Year/Month1987/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract小林 最初に急性呼吸不全の血行動態についてお話し, 次いで肺微小血管の形態学的変化についてお話しをしたいと思います. 肺循環を形態学的に観察できるような方法を考えましたのでその結果の一部も発表させていただきます. 全部臨床例です. 先ほど天羽先生からもご紹介ありましたように, 図1はDr. Zapolのところでのデータですが, 急性呼吸不全患者30例の肺動脈圧と肺血管抵抗を示したものです. 8例のみが生存していますが, 全例において肺動脈圧が亢進し, 肺血管抵抗が増加しています. 図2の2例は外傷後の呼吸不全患者ですが, 症例1のように進行性に症状が悪くなって比較的短時日のうちに亡くなってしまう患者もいますし, 症例2のように一度はよくなりますが, sepsisや他の合併症のために亡くなってしまう患者もいます. 図2は肺血管抵抗をあらわしています. 肺動脈圧はどうかといいますと, 短時日のうちに亡くなってしまった症例1では亢進していきますが, 症例2では, 一時低下しまずけれども, 不幸にしてsepsisを起こして, また肺動脈圧が亢進し亡くなっています(図3).
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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