Japanese
Title総合質疑討論
Subtitle第8回 麻酔科領域における臨床薬理学講座記録―肺循環障害と薬物動態学的変化―
Authors安本1), 北村諭2), 窪田3)
Authors(kana)
Organization1)昭和大学, 2)自治医科大学呼吸器内科, 3)自治医大
Journal循環制御
Volume8
Number1
Page76-76
Year/Month1987/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract座長 きょうは本当に最先端をいくお話ばかりで, 北村先生のお話, 今井先生のお話, すばらしかったんですけれども, どなたか先生方に伺いたいということがありましたら, お願いします. 安本(昭和大学) 北村先生に教えていただきたいと思うんですが, 肺に障害があった場合に, 肺における代謝の機関というものが変わってくることは理解できるんですが, 先ほど, 血管の拍動性ということが出てまいりました. 換気という物理学的なことが, 肺の代謝にどのような影響を与えていくのか. 例えば, conventionalなventilationと, 最近, よくトライされています回数を非常に上げて非生理的な状態にした換気方式がありますが, そういう新しい換気方式が肺の代謝に対してどういう影響を与えているかということを教えていただきたいと思います. 北村 換気の状態と代謝というのは, まだほとんど実際にはやられていないと思います. ただ, 先ほどもお話ししましたように, 非常に過換気をしたときには, 伸展された肺胞壁から血管拡張性のprostaglandinなんかが放出されるということがありますけれども, 恐らく, 普通の呼吸の状態と麻酔で相当なpressureをかけたときの状態は, 基本的な代謝は変わらないと思います.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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