Japanese | |
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Title | 赤血球変形能 |
Subtitle | 講座 |
Authors | 杉浦良啓, 後藤幸生 |
Authors(kana) | |
Organization | 福井医科大学麻酔科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 8 |
Number | 1 |
Page | 111-117 |
Year/Month | 1987/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 最近, 生理学者や内科系研究者などを中心に赤血球変形能に関する研究が盛んに行われている. この分野は赤血球に関する新しい知見をわれわれに提供するものと思われるので, その概略を紹介する. 1. 赤血球変形能研究の歴史 MEDLINEを利用し, erythrocyte deformabilityをキーワードに載せている論文数を1981年1月から1986年12月までの6年間について調べてみた. 総件数306件中, ヒトを扱った論文は280件であった. この内, 1985年から1986年の1年間の文献数は148件と多く, 6年間の論文数の52%を占めていた. そして, この研究対象は分子レベルの基礎的なものから食事や入浴の影響までに及び, 実に多彩なものであった. このような広がりをみている赤血球変形能の研究分野はバイオレオロジー(Biorheology)から誕生した. このバイオレオロジーはレオロジーを母体としている. レオロジーは, 1920年頃, アメリカの物理化学者, Binghamが提唱し, 1929年にレオロジー学会が設立されるに至り, 誕生をみた. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |