Japanese
TitleSt. Thomas’病院
Subtitle施設紹介
Authors田中一彦, 山本文雄
Authors(kana)
Organization国立循環器病センター
Journal循環制御
Volume8
Number1
Page119-121
Year/Month1987/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
AbstractSt. Thomas’病院は, Thames川の南岸, 丁度, 国会議事堂のBig Benの対岸に建っている. 従って病院からの眺めは良く, 4月〜8月までの観光シーズンともなると, Thames川に掛るWestminster橋の上は観光バスの列で一杯である. 1. 歴史と規模 St. Thomas’病院の歴史は古いが, いわゆるSt. Thomasの名が出てきたのは, 12世紀初頭からである. Thomasの名は, 時の僧正であり, 大臣であったThomas Becket(1118〜1170)の名よりきている. 当時の病院の位置と, 現在の位置とは少し違っている. St. Thomas’病院の名を世界的に有名にしたのは, 何といってもFlorence Nightingale(1820〜1910)である. Cremean戦争(1854)の時活躍したのであるが, 彼女の理想とする看護学校をSt. Thomas’病院に設立したのは1860年のことである. 現在も, 約500人のナース, 生徒が教育を受けている. 1クラス50人で各学年3クラスあり, 3年間の教育期間である. 卒後さらに8ヵ月の教育期間を終えると, Hospital Badgeを得ることが出来る.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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