Japanese
Titleハプトグロビン
Subtitle薬剤紹介
Authors佐々木和郎, 劔物修
Authors(kana)
Organization北海道大学医学部麻酔学教室
Journal循環制御
Volume8
Number1
Page127-129
Year/Month1987/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstractはじめに ハプトグロビン(Hp)はヘモグロビン(Hb)と特異的に結合する糖蛋白であり, Hp−Hb複合体は正常腎糸球体を通過しない1)2)ため溶血性疾患などで腎保護的に作用する3)ものとして, その臨床応用が期待されていた. 昨年, ヒトハプトグロビン製剤(ハプトグロビン注−ミドリ(R))が発売され臨床応用が可能になったので簡単に紹介する. 1. 歴史 Hpは1938年にPolonovskiとJalaがHb溶液に血清を添加するとペルオキシダーゼ活性が増強されることを観察し, 1940年にこの現象がα2-糖蛋白によることを発見してハプトグロビンと名付けた. 1955年にSmithiesはデンプンゲル電気泳動によりHpが三種に分かれることを発見し, 遺伝型質としての意義を報告して以来遺伝学的立場から注目された. 1957年にLaurellらが溶血性疾患でHpが容易に減少, 消失することを見出してから, 臨床的にも注目されるようになった. 更に最近では肝疾患や炎症性疾患, 癌などでも増減することが示され, 病態生理学的な立場からも興味を持たれるようになった.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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