Japanese
Title心拍変動の信号処理
Subtitle総説
Authors木村智政, 劔物修
Authors(kana)
Organization北海道大学医学部麻酔科
Journal循環制御
Volume8
Number2
Page219-226
Year/Month1987/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract緒言 心拍動は種々の外界刺激や情動の変化などにより変動していることは, 日常経験するところである. この変動の多くは循環の神経性調節によって司られており, これらの変動を定性的, 定量的に評価することにより, 心血管系への神経性調節の程度を評価する試みがなされてきている1). 心電計はもっとも基本的な術中モニターの一種であるが, 得られた心拍数のデータは主として各測定時点における離散的データとして利用されることが多い. また連続的に心拍動の変化をみるときには, 通常は5分毎の記録によりおおまかな心拍数の増減を捕らえているに過ぎない. 心拍の変動の連続的な解析には, 次々に発生する心拍の間隔の系列すなわち時系列データについての分析をすることが必要である. また心拍数の変動の周波数解析により各周波数成分の個々の増減を検討することにより, 循環に及ぼす神経性調節能の定量的な解析が可能になる. 本稿では心拍数の変動現象の解析を行うためにまず心拍数の変動の測定法について述べ, 次に得られたデジタルデータの信号処理について特に周波数解析を中心に言及したい.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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