Japanese
Title心拍リズムの調節
Subtitle巻頭言
Authors入沢宏
Authors(kana)
Organization生理学研究
Journal循環制御
Volume8
Number3
Page329-330
Year/Month1987/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract循環系の研究は現在では分子のレベルから, 無侵襲法によるヒトの循環系の研究まで多岐に亙っている. そのどのレベルでの研究をみても, 生体が微妙に調整されていることを知ることができる. 私は心臓の歩調とり機転に興味をもって研究してきたが, 生体の持っている計時システムのなかで, 心臓を構成する細胞ほど長時間にわたり規則正しいリズムを刻み, 定常値からのずれがおこるとそれをすぐに元の値に戻してしまうという様な恒常性, 正確性をもつ細胞は他にあまり無いのではないかと思う様になった. どうしてそのような正確さを保てるようになったかという事は昔からの謎の一つであり, その謎解きが最近端緒についたところである. 心臓の歩調取り機転を制御している電流系はi)内向き流としてカルシウム電流, ii)外向き電流としてカリウム電流, およびiii)内向きのH(またはf)電流の3電流が主なものであろう. T0電流(a電流)も膜が過分極する場合には活動電位の持続を変えるため, 活動電位の間隔を変える役目をもっている.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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