Japanese | |
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Title | 特集刊行にあたり |
Subtitle | 第9回 麻酔科領域における臨床薬理学講座記録―血管の収縮― |
Authors | 岡田和夫 |
Authors(kana) | |
Organization | 帝京大学医学部麻酔学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 8 |
Number | 3 |
Page | 332-333 |
Year/Month | 1987/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | かねてから血管の収縮, 拡張に関する研究はどのように進展してきたのか, そして臨床での治療及び病態の理解にどのように貢献しているのかを知りたいと思っていた. 本臨床薬理学講座で収縮という血管でおこる一連の機序をステップ・バイ・ステップに説明いただければ血管収縮の全体像がより鮮明に浮び上ってくると思える. 幸い本邦での血管収縮という分野でのエキスパートの先生方の御参加がいただけて, 血管収縮に関して一つのまとまった概念を持つことができた. まずカテコールアミン受容体に関して山梨医大の薬理学の辻本助教授からお話があった. α-受容体がα1, α2と分類されα2はpre-synapticだけでなくpost-synapticにも存在するし, β受容体もpre-及びpost-synapticに存在するという話から始まり, α-作用はCa代謝と関聯して働くことを示し, 次でα-受容体の脱感作の現象につき褐色細胞腫でのカテコールアミンへの反応の変化などから説明した. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |