Japanese | |
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Title | 静脈系の収縮の意義 |
Subtitle | 第9回 麻酔科領域における臨床薬理学講座記録―血管の収縮― 講演 |
Authors | 無敵剛介 |
Authors(kana) | |
Organization | 久留米大学医学部麻酔学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 8 |
Number | 3 |
Page | 373-383 |
Year/Month | 1987/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 座長 最後に無敵教授にお願いします. 無敵先生は麻酔科の仲間で, 先生のお話をいろいろな学会でお聞きしていますが, 今回の血管の収縮というテーマの中で, 麻酔科の臨床でどうとらえるかをお話しいただければと思います. 先生はいろいろな方法でいろいろなことを静脈系に関して見ておられるので, その集大成ということでよろしくお願いいたします. 無敵 本日の「血管の収縮」というテーマの中で, 静脈系ではその現象をどう考えたらいいのか, またそれを臨床の場でどのようにとらえ, 評価したらいいのかについて述べてみたいと思います. 本日は, 私どもがこれまで静脈系の研究を行ってきた中で静脈の収縮の現象をも2〜3見てきましたので, それについて申し述べご批判を仰ぎたいと考えております, 静脈系は動脈系と異なり, 血液を末梢へ運ぶ導管の役割はあとの方に回り, 静脈系ではむしろ心脈管系の恒常性(cardiovascular homeostasis)1)という非常に高次の循環器系機能を持っていることをまず考えるべきです. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |