Japanese
Title血管平滑筋の弛緩機構
Subtitle誌上シンポジウム―血管拡張― 特集
Authors陳貴発, 章国良, 栗山煕
Authors(kana)
Organization九州大学医学部薬理学教室
Journal循環制御
Volume8
Number4
Page449-457
Year/Month1987/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract1. いとぐち 血管は血液輸送器であり筋性血管の収縮と弛緩が血液輸送と血圧維持に大きな役割をはたしている. 血管平滑筋の弛緩は血圧降下や狭心症予防などの目的で種々の薬物を用いて誘発されている. 究極的には血管弛緩とは血管平滑筋内のアクチン(actin)とミオシン(myosin)の架橋(bridge)のサイクリングを低下または消失させて機械的な張力発生を抑制することである. そこでこの様な最終的な収縮を発生させる各過程を抑制することにより筋弛緩をもたらすことが出来る. この各過程とは神経性制御機構, 内皮細胞性調節機構および筋細胞の直接的ならびに上述の2つの機構を介した間接的な調節過程であり, 平滑筋に関しての細胞膜におけるイオン透過制御機構と受容器活性化によるイオン制御とセカンドメッセンヂャー(second messenger, signal transductor)の産生の制御, 筋小胞体におけるCa動態の制御, 収縮タン白におけるCa-カルモジュリン(calmodulin)の作用とミオシン軽鎖(myosin light chain)を介した収縮過程, ミオシンATP分解酵素とフォスファターゼ(phosphatase)の制御ならびに収縮タン白質(actomyosin)の架橋のサイクルの直接制御などがあろう.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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