Abstract | これは第7回世界微少循環学会のサテライト・シンポジウムとして開催された会で, 大阪の国立循環器病センターの曲直部寿夫総長を主催者として行われた. 8月1日, 2日の2日間にかけ循環異常を招いた時の微少循環を深く討議する会であった. 特別講演が6題でZweifach(Microvascular basis of disease), Gaehtgens(Microvascular flow disturbance:Rheological aspects, 西ドイツ), Johnson(Microvascular regulation:Its disturbance in disease, アメリカ), Lubbers(Oxygen delivery and microcirculation in brain, 西ドイツ), Smaje(Microvascular permeability:Its disturbance in disease, イギリス), Oka(Microcirculatory dysfunction in an environment of weightlessness, 日本)のようである. かねてから著書, 雑誌でみているZweifach, Lubbersなどの講演が直接聴ける機会が持てたのは非常に有益であった. 最新の知見も含めての含蓄のある講演と言えるものであった. |